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思い出

先週、日暮里駅の近くをうろついていたら「古書 鮫の歯」という渋い古本屋さんに出会いました。古いお屋敷を改造したような店構えでかっこ良かったです。BGMがHIPHOPでした。それから谷中のほうに向かって、店先で飲める酒屋さんでアサヒビールを飲みました…

高校生のころ、あれは文化祭のときだったか、学校の駐車場でテントを解体していたら、少し知恵遅れっぽい男のひとがやってきて、骨組みを紐で縛るのを手伝ってくれた。そのひとは喋るたびに口の端から涎をぽたぽたと垂らしていた。近くで手伝いもせず駄弁っ…

中学のころ、休み時間は机に突っ伏して寝ていた。隣から小声で「ふけがすごい、くすくす」と内緒話が聞こえても知らないふりをした。あの頃はどう工夫してもふけがひどくてそれがコンプレックスだった。醜い自分が嫌だった。だいたいの現実が苦痛だったので…

篠原篤一さんの歌を聴くと胸がざわざわする。穏やかでうっすら閉塞感があり、それがなぜか心地いい。篠原さんとは3回お会いしたことがあり、なぜか3回とも恋の話題になった。3回目の別れ際、篠原さんは「次会うときにその後の経過を聞かせてよ」と仰った。今…